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検察側の罪人:雫井 脩介


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またまた雫井さんにやられてしまった。

ある老夫婦が殺害された事件で、ベテラン検事最上は彼らから借金をしていた人のリストの中に、記憶に残っている名前を見つける。
それは最上が学生時代住んでいた寮の娘を殺した容疑者として取り調べられた松倉という男だった。
が、起訴には至らずその事件は既に時効を迎えていた。
それが今回の事件で、松倉の名前を見た時から最上の中で何かが動き始める。

警察が犯人と目星を付けたら、そこからその容疑者を犯人にするべくストーリーが組み立てられ、それに沿って証拠集めをしてく。
こういうふうにして冤罪は作られていくんだなーという思い。

それに対して、まっすぐに正義を貫こうとする若手検事奥野。

すっかり奥野に肩入れして読んでいたけど、奥野の正義は貫かれたはずだけど、どうなの。

晴れて釈放された松倉の態度と白川弁護士の言葉。
もう、これ、わたしの中ではどんでん返しとも言える衝撃だったよ。

奥野がすべてを投げ打って貫いた正義は正しかったのか・・・なんてしみじみ考えさせられてしまった。
もちろん、冤罪は絶対あってはいけないことだけど。

この作品で泣くとは思わなかったけど、奥野と一緒に泣いてしまったわ。


で、これ映画化されるんよねぃ。
最上検事をキムタクがね。
うーん、正直言って物足りない。
もっと重厚なイメージ。
 最上が先に、「悪かったな」という言葉をそっと沖野の目の前に差し出すように口にした。
ものすごく深い、印象的な場面だ。
この場面が映像になるのかどうかわからんけど、できるのか、キムタク。

どんなふうに映像化されるのか見てみたい気もするんだけど、ガッカリするのも怖いなー。



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by etoile_yhm917 | 2017-08-02 18:23 | さ行-た行の作家 | Trackback